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 遠赤外線式家庭用焙煎器

類似品

 

現在、装置内に登録された焙煎プロファイルに従って、自動で温度調整する焙煎機がすでに市場に出ています。例えばパナソニックの“The Roast”の様にPCが制御する焙煎機です。しかしこれらの装置のコンセプトは私の提案とは異なっています。これらの装置はその会社が扱っている豆にしか対応していません。


世界中での珈琲栽培国は78カ国にものぼり(Global Note(

https://www.globalnote.jp/post-1014.html)より)、珈琲の木は125種類もあるそうです。(「コーヒーの科学」旦部幸博著)。それぞれの豆は夫々の特徴があり、豆が含有する成分や組成も異なっていると思われます。

世界に存在するなら、どんな豆でも味わってみたいと思いませんか?

新種の豆が出た場合、“The Roast”では予め専門の焙煎士がその豆にとっての最適焙煎プロファイルを見つけ、そのデーターをデジタル登録しておく必要があります。

料理において、和食、中華、フレンチ等の料理方法により、同じ素材でも異なる味を引き出せます。“The Roast”では会社が依頼した料理人が作った調理法しか組み込めません。従ってその人の調理流儀から逸脱した料理方は生み出せません。

従来、焙煎での温度プロファイルは豆の種類を基準にして決めるのが一般的だったそうです。ところが東京台東区でCafe Bachを経営する田口護氏は個々の豆の物理的特性に応じて焙煎プロファイルを決め、世界的焙煎競技会で見事にトップの栄冠を勝ち取ったと聞いています。これなど異なる料理法の良い例だと言えます。

最近は豆の収穫から生豆出荷までのプロセスが変わって来ています。収穫した豆の洗浄・乾燥に発酵プロセスが加わっているそうです。特に近年、スペシャルティと呼ばれる豆が出現したり「ゲイシャ」と言う名の新しい品種の豆が発見されるなど、年々異なる性格の豆が市場に出てます。


また、同じ農園で生産される豆であっても、年毎に気候変動により、豆の出来が変化します。果たして“The Roast”はこの変化に対応してくれるでしょう?はなはだ疑問です。

 
 
 






































歴史学者がなんと言おうとB.C.はB
チェリス・シンクレア
小説『Maountain』より