| 遠赤外線式家庭用焙煎器 |
『家庭用焙煎器に求められるもの』
|
|
家庭用焙煎器が満たすべき条件は２つ、①美味しく焙煎出来る事、②手軽に扱える事。です。
美味しい豆を焙煎するには炭火焙煎(すなわち遠赤外線による焙煎)が最も適している事は多くの専門家が推奨している所です。
|
| ● |
もっと知りたいコーヒー学 (金沢大学 廣瀬幸雄教授)
遠赤外線を使うと内部から焼き上がり、ふっくらと膨らむイメージで、表面の亀裂が少なく，珈琲の豆成分を振動させ、振動熱を発生させるので豆内部を均一に焼く事が出来る。遠赤外線式では比較的低い温度で焙煎が可能となるため外側からの熱による亀裂がより少なく，結果として成分の濃い，コクのある珈琲が出来上がる。
|
| ● |
コーヒー焙煎の化学と技術 (静岡大学教授 中林敏郎著)
遠赤外線の特徴は、被加熱物体そのものが外部熱源無しで発熱するため、物体の大小に関わらず，表面、内部を同時に加熱する事が出来る。そのため品質を損なわず短時間で均一に加熱する事ができ、制御性、操作性も良い。
|
| ● |
遠赤外線焙煎コーヒー豆が直火焙煎コーヒーより良い4つの理由（The Icon Blog. 2016/7/24）
遠赤外線による焙煎では、コーヒー豆の繊維を壊さず、豆本来の味を閉じ込め、香りも長持ちし、雑味や苦味、渋みを抑え、香り、甘み、コクを楽しめる仕上がりになる。それに加え、焦げによる嫌な臭いを排除出来る。故に平均して 25% 以上も強く新鮮な珈琲の香りを感じられると言われている。
|
| ● |
FQA Q7（遠赤外線協会Webサイト 2018．5．1）
遠赤外線を利用すれば食品を直接熱源に触れさせる事無く加熱が出来るので食品表面の過熱が避けられる。すなわち豆が焦げるのを低減できる。焦げの無い豆は胃を荒らすような酸が少ないことが明らかとなっている。
また、遠赤外線は食品深部の昇温に必要なだけのエネルギーを比較的短時間の内に表面から与えることができるため均一な加熱性に優れ、食品への投入エネルギーの制御が他の加熱方法より容易である。
|
|
上に掲げた多くの方々の言葉から珈琲豆の焙煎には遠赤外線が如何に有効であるかがご理解いただけたかと思います。
|
|
|
