「記録取り」は試し焙煎の様に温度調整は自分流で行います。過去のデーターグラフを参考にしながら焙煎温度の変更も自由に行えます。
「味の再現」では気に入った味の履歴データーをアーカイブスから予めメモリーに読ませておきます。そしてそのデーターと同じ温度制御を忠実に追従し、焙煎終了時間も同じにします。
サブメニューの「焙煎」を押すと画面表示は上の様に変わります。乾燥が終り暫くすると、1ハゼ、2ハゼの音が聞こえます。聞こえたら画面下の黄色の爆発マークをタップします。するとグラフ上のハゼが生じた時刻に●(一ハゼ)、●(二ハゼ)のマークがつきます。上の図では既に1ハゼは終わっているので、1ハゼボタンは画面から消えています。
曲線グラフ下の階段状グラフは攪拌速度を示しています。攪拌速度は焙煎中に変更も可能です。
ボタンを押すと、3種類の攪拌速度が表示されるので、その中から好みの速度を選んで攪拌速度を切り替えます。階段状のグラフ上にも切り替えが表示されます。
画面上部右にある
(グラフ)と
(カメラ)のボタンで表示をグラフまたは写真に切り変えられます。「味の再現」では、過去の焙煎終了時のデーターは非常に参考となります。カメラとグラフの切り替えにより、過去の終了時点と同じ時間に焙煎を終了する、あるいは過去の焙煎終了直後の豆の色、艶、脂の出具合を比較して焙煎終了のタイミングを決める事も可能です。
焙煎終了時間だと判断したら、画面下右端の
ボタンを押します。押すと加熱と攪拌が止まります。同時に画面には今回焙煎した豆の写真を撮るかどうかの問い合わせが表示されます。(駆動箱内に小型カメラが仕込める様になれば、自動撮影・自動保存になります。)必要であれば携帯端末のカメラで写真を撮り保存すると焙煎データー及び焙煎プロファイルと共に紐づけされ、これらのデーターが全てを次の焙煎時に比較用として利用可能となります。
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